蔚山現代戦
蔚山現代戦は残念な結果に終わったが、チームの方向性と課題とを見出せた試合になった。国際試合の舞台は、普段の生活では決して感じることの出来ない、代え難い経験になる。
リハビリ明けの初めての試合となったので、試合前に痛み止めの注射を射っての出場となった。短いミーティングの後、選手がウォーミングアップに出かけロッカールームは空になる。注射はその隣にあるスタッフの控え室で射ってもらった。刺さる針の痛みを紛らわし、ふと周りを見ると、部屋に簡易に作られた祭壇に、監督が祈りを捧げていた。かなりの時間をかけて注射を射ち終わった後も、その祈りは続いていた。
南米でプレーしていた時、試合前には必ず選手とスタッフ、そして関係者全員が集まり輪となって祈りを捧げた。リベルタドーレス杯やオリンピアとのダービー、決勝戦等の特に大事な試合の前には地元の神父も駆けつけてくれた。自分はキリスト教徒ではなかったが、皆の純粋な祈りの輪の中にいて、吹っ切れたように全力で試合に臨んでいくチームメイトに大いに影響されていた。信じていなくても、神に祈りたくなるほど心の底から勝ちたいと思った試合も数多くあった。自分に足りていなかった何かを得た経験だった。
ロッカールームで監督が祈る姿を見て、日本に帰ってきてから自分が忘れていたようにも思えた気持ちになる事が出来た。J1に復帰することは容易では無いかも知れないが、出場する試合の全ての時間で力を出し切り、チームとサポーターの祈り、願いを叶えたい。
写真は試合前日の宿泊ホテルから見える東京タワー。東京に戻ってきたことを実感する。
Comments
ありがとう。チームの事をそんなふうに思ってくれて。
またコメントします。
Posted by: verdymidori | Mar 12, 2006 at 19:56
現代戦では、久々に東京で廣山選手の勇姿を見ることが出来て、とても嬉しかったです。
試合結果は残念だったけど、内容は素晴らしかったと思うので、この流れで更なる高みを目指して欲しいです。
Awayでの逆転、期待してます。もちろんリーグ戦もです☆
Posted by: はまだけ | Mar 11, 2006 at 02:13
痛み止めをうっているんですか!これから毎試合でも広山選手のプレーを見たかったけど…無理はしてほしくないです。早く完治するといいなあ でも、蔚山現代戦、しびれましたよ!あのドリブルに。あのシュートおしかったよなあ~
Posted by: ゆう | Mar 11, 2006 at 01:07
自分の中に神がいる、とある本で読みました。
だから自然と祈りたくなるのかな、と読後思いました。
浮かび上がる、凛とした東京タワーを見ていると、
希望が湧き、望の気持ちが伝わってきます。
今年は、出場する試合をたくさん見る事ができそうで、
大変楽しみです。本当に戻ってきてくださってありがとう。
・・しかし、本当に写真の構図うまいですね。きっと、迷わず決めて撮っているんですね。感性だな〜。
Posted by: m | Mar 11, 2006 at 00:41
まだまだこれからです。
応援してますので頑張っていきましょう!
Posted by: sojiro | Mar 11, 2006 at 00:31
痛み止めを打ちながらの試合、本当にお疲れ様でした。
結果は残念でしたが、本当に楽しませていただきました!
リーグ戦もまだまだこれから。
廣山さんの活躍を期待しています!
東京タワー、とてもキレイですね☆
Posted by: カオリ | Mar 11, 2006 at 00:12